今回は上記のような悩みにお答えしたいと思います。
数学に対して苦手意識が芽生えてしまうと、問題が解けないのはもちろん、
先生や友達が何を言っているのかさっぱり分かりません。
だけど実は、苦手だと感じているのには、勉強法が良くなかったり、メンタル(心構え)の面で、すでに数学ができないようになってしまっています。
スタディ先生
当記事では、数学を苦手だと感じている人向けに、数学の苦手を少しでも克服する方法についてお話ししたいと思います。
数学の苦手を少しでも克服する4つの方法
①数学を苦手だと発言するのを辞めよう!
まず、数学を克服するための第一歩として、
「私は数学が苦手だ」と周囲の人に発言するのを辞めましょう。
なぜなら、この発言をしまうと、自分は数学が苦手だから解けないと思い込んでしまい、思考停止してしまうからです。例えば、数字や数式を見るだけですぐに「分からない」と拒絶反応を起こしてしまう人は、「数学が苦手」と発言することが多いです。
そうなってしまうと、本当は少しでも考えれば解けるかもしれないのに、白紙のまま何も解けないってことがあるんですね。
僕も時々「数学が苦手だと」発言してしまいます。
だから、テストの時でも半ば諦めて数学に取り組んでいるような気がします。
スタディ君
スタディ先生
そうですよね。スタディ君が言うように、苦手意識が芽生えてくると「半ば諦めの気持ち」が強くなってしまうんです。
だからこそ、数学が苦手だから解けないという心構えを払拭して、目の前の問題に取り組むべきなんですね。
②数学の公式や解法に疑問を持とう!
苦手意識を少しでも解消して数学を克服するには、教科書に書いてある公式や解法について、自分なりに疑問を持って考えることです。
たとえば、疑問を持つ対象としては以下の3つはどうでしょうか?
- 因数分解するのは何でだろう?どんな場面で何に役に立つのか?
- 方程式を立てる意味は?たとえば、なぜ「2x+y=5」という式を立てるのか?
- 三平方の定理ってどのようにして証明されたんだろう?
ちょっと知らない単語も出てきたかもしれませんが、とにかく大事なのは自分から数学の問題や公式に疑問を感じることで、自分なりの考え方を養っていくのが大事になります。
僕は、先生から覚えておくようにと言われた公式をそのまま暗記しているので、普段から疑問に思うことがありません。もしかして、これってあまり良くありませんか?
スタディ君
スタディ先生
スタディ君、実は「数学の公式や解法に疑問を持たずそのまま暗記してしまうこと」は良くないんです。
人間というのは古来から様々なことに対して考えを巡らせることで、楽しみを生み出す生き物です。それなのに何も考えずに、公式をそのまま暗記する行為自体を「面白い!」と思えるでしょうか?
つまり、面白みがないことが苦手意識を生む一つの原因と言えるのです。
確かに、暗記したから面白いと感じるのは難しいかもしれません。
先生の言う通り、ささいなことでも「なぜ?」「どうしてだろう?」といった疑問を持っていきたいと思います。
スタディ君
③自分で解答・解説を徹底的に調べる
数学が苦手な人ほど、すぐに考えるのを辞めて、すぐに人に解答を見せてもらったりして、満足しまいがちです。
スタディ先生
スタディ君、キミもただ参考書の答えや人の解答をそのまま写していませんか?
はい、分からない時はそのまま写してしまうことが多いです。とは言っても、分からないものは分からないですし、写すのは悪いことなんですか?
スタディ君
スタディ先生
写す行為は決して悪いことではありません。ただ、大事なのは写す時に「しっかりとその問題に使われている数式や解答の意味を考えて写しているか」ということです。
もし、意味が分からないのであれば、教科書に書かれている内容を再度読み直してみたり、友達に聞いたりなど対策を取る必要があります。
なるほど…。確かに僕の場合、解答を理解することよりも写すことばかりに力が入っていたように感じます。課題も多いし、解き方と解答さえ分かればOKというような感じで…。
スタディ君
スタディ先生
宿題や課題が多くあったりすると解答だけに注目してしまいますよね。
だけど、これからはせっかくの機会だから、解答を写す時には意味もしっかりと理解しながら解いていくのをオススメしますよ。
ちなみに、調べ方の一例としては、
- 参考書から類題を探して理解する
- 友達からヒントを貰う
- インターネットで調べる
- 先生にヒントを貰う
④一度解くだけで出来るとは考えない
数学が苦手な人に多く見られるのは、1度問題を解いただけで満足し、数日後解いてみると、全く分からないから、苦手だと思い込むことです。
だけど、1度だけ問題を解いたくらいで本当に身に付いたと思いますか?
スタディ先生
どんな人でも、出来ないことを出来るようにするには、何度も何度も練習することが必要になってきます。
つまり、数学の場合も何度も何度も問題を解くことで、自分の力として身につくのです。
先生。そうは言っても数学が得意な人は一度問題を解いただけでずっと解けている気がするんですが…。
スタディ君
スタディ先生
確かに一度解くだけでずっと解ける人も中には居るかもしれません。しかし、実際のところ、苦手な人よりも多くの問題を解いているからこそ、得意にしていると言えるでしょう。
もし、数学が得意な人に問題をどれくらい解いているかを聞いてみると、結構解いているんだと感じることでしょう。
まとめ
今回は数学の苦手な人向けに、苦手を克服するための勉強法や心構えについてご紹介しました。
今回説明したことをもう一度おさらいすると
- 数学を苦手だと発言しない!
- 自分で徹底的に解答を作っていこう!わからない時は積極的に質問を。
- 一度解いた問題だから大丈夫だと勘違いしないようにしよう!
初めは苦しいかもしれませんが、せっかく数学を克服するのなら、今しかありませんし、これからのためにもぜひ実践してみてくださいね。最後まで御覧頂きありがとうございました。