- 勉強をやっているけど、なかなか結果が付いてこない…
- 自分なんて頭が悪いから、勉強に向いていないんだ…
もしかすると、それは勉強に対しての考え方が悪い可能性があります。
今回は、実は危ない勉強に対してのNGな考え方3選ということで、
最後まで読んでいただければ、勉強に対しての悪いイメージを変えられるきっかけになると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
勉強に対してのNGな考え方3選
結果を出すには即効性のある「魔法の教材」が必要だと思っている
- 「次の判定模試でA評価をもらいたい」
- 「2週間後にあるTOEICで700点を獲りたい」
このように、勉強に対して何かしらの目標を立てるのは非常に素晴らしいことです。
しかし、その結果があまりに欲しいがために、
現在進行形で、即効性のある魔法のような教材を探していませんか?
- 「これをやれば点数UP!誰でも使える魔法のメソッドTOP10」
- 「毎日30分するだけで英語ができる最強のフレーズ集!」
こんな夢のような文章を見てしまうと、
「私も(僕も)この教材を使えば、目標をすぐにでも達成するのではないか」
そう思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、残念なことに、いくら質のいい教材だからといって、
2~3日やっただけで結果が大きく変わることはありません。
冷静になれば分かることなんですが、切羽詰まった状況だと、焦りと不安から冷静に判断ができなくなるんですよね…。
で、この勘違いが続いてしまうと、たったの2~3日しかしていないにも関わらず、
- 「私はこの教材が向いていないから、他の即効性のある教材を使おう」
- 「この勉強に向いていない」
と、教材のせいにしたり、自己嫌悪に落ちたりと、勉強に集中できなくなります。
この教材のせいでダメだと決めつけてしまうと、また別の教材を買い直すという、いわゆる教材コレクターになりがちなんです…。
よい結果を生むために、本当に大事なのは、質の高い教材よりも勉強量です。
受験生を東大に受からせる人気漫画「ドラゴン桜」でも、
作中の桜木先生はこのような図を載せて説明しています。
▲理想の伸び方と現実の伸び方のギャップ▲
最初は頑張って勉強しても、思ったような成果はついてきません。
しかし、ある一定の時期を過ぎると、そこから急激に成果が伸び、
自分の理想とする結果を手に入れることができるとされています。
三日坊主が「ダメ」と決めつけている
「三日坊主=ダメな自分、怠け者」と烙印を押してしまっていませんか?
えっ!?すぐに勉強を辞めてしまうような三日坊主さんは、ダメに決まってるじゃないですか!
実は、三日坊主は決してダメではありません。
理由は2つ。
1つ目は、人間の習性として正常な働きをしていると言えるからです。
人間というのは、毎日の決まったルーティンを送り、心と身体が日々安定して過ごせるようになっています。
毎日違うことが起きていたんでは、ハラハラドキドキしてしまって、身体や精神が安定しないですからね。
そんな習性があるため、普段はやっていない習慣をやろうとすると、
その習慣に抵抗するように、身体と精神が勝手にその習慣を遠ざけようとするんですね。
「今日は疲れたからいいや」「今日は気分が乗らないからいいや」と勉強ができない理由ばかり探して、最終的に三日坊主が引き起こされるわけです。
二つ目は、何度も三日坊主をすれば、それだけ勉強ができているということです。
結構強引な考えだと思うかもしれませんが、
たとえば、実際に勉強の三日坊主を1年間で30回したとしましょう。
そうすると、1年間トータルで90日も勉強したことになります。
もし、30分も勉強していれば、年間で45時間。
三日坊主になるからと諦めて何もしなければ、ずっとゼロのままですが、
何回でも三日坊主をすればいいやと割り切ってやってしまえば、年間で何十時間もの時間を勉強に費やすことができます。
勉強時間が勝手に生まれるものだと思っている
「さあ、勉強するぞ!」と意気込んでるものの、
「でも勉強する時間がないんだよなぁ…」と同時に思っている人も多いかと思います。
そんな人達に多いのが「勉強時間は勝手に生まれてくるもの」だと勘違いしていることです。
でも、学校だと授業や部活で忙しいし、家に帰れば趣味の時間もあるしで、勉強時間なんてそうそうできませんよ?
たしかに、学校や職場での時間や家に帰ってからの趣味の時間もかなり大事です。
しかし、自分にとって大切な時間以外のところで、無駄なことをやっていないでしょうか?
たとえば、
- ボーっとテレビや動画(YouTubeなど)を見ている
- 何も考えずにSNSを開いている
- 面白くもない人といつもつるんでいる
ボーっとテレビやSNSを見ていても結果は付いてきませんし、付き合ってて面白くない人とつるんでいても、何も楽しくはありません。
たしかに、何も考えていない無駄な時間はあるかもです…。
自身の目標や夢を達成するために、ぜひ無駄だと思える時間を勉強時間に充ててみてください。
まとめ
勉強に対してのNGな考え方3選ということで、詳しく話してきましたが、いくつか当てはまった方が居たんではないでしょうか。
明日からと言わず、ぜひ今からでもこの勉強に対しての考え方を変えてみて、ぜひ自身の目標に向かって実践していただけたらと思います。