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【肘を付くのもNG】勉強中の姿勢が悪いと起こる4つの悪影響とは?

脳の使い方
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  • 身体が前に倒れてしまっている
  • ついつい机に肘を付いてしまう
  • 足を組んでしまう

ここで挙げた例に一つでも当てはまる人がいれば、「要注意」です。

今回は、勉強中の姿勢が悪いことで起こる4つの悪影響と、その対策法について解説していきます。

最後まで読んでいただければ、なぜ姿勢が悪いと勉強に悪影響なのか、どうしたらその姿勢を少しでも矯正できるか理解できると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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勉強中の姿勢が悪いと起こる4つの悪影響

まずは、姿勢が悪いと起こる4つの悪影響について挙げておきます。

  1. 記憶力が低下しやすくなる
  2. 数字に弱くなりやすい
  3. 話が支離滅裂になりやすい
  4. 集中力が低下しやすい

では、一つずつ見ていきましょう。

①記憶力が低下しやすい

まずは、姿勢が悪くなってしまうと、勉強で最も大事な記憶力が低下しやすくなります。

その大きな原因は、空間認知能が下がってしまうから

スタディ君
スタディ君

空間認知能って何ですか?

masa
masa

空間認知能とは、物の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔をすばやく正確に把握、認識する能力のことです。

たとえば、あなたの目の前にリンゴがあったとしましょう。


(c) .foto project

ここで、空間認知能は以下のような機能を発揮します。

  • 「リンゴはどこにあるか?」
  • 「リンゴはどの方向か?」
  • 「リンゴの大きさは?」
  • 「リンゴの形状は?」
  • 「リンゴと自分の距離感は?」

空間認知能は、リンゴという物体を正確に判断・理解するために、正しい情報を得ようとします。

しかし、これはあくまで空間認知脳がしっかりと働くからこそ、正しい判断ができるのであって、しっかりと働いてくれないと全く効果がありません。

この空間認知能を低下させてしまう原因となるのが、「勉強中の悪い姿勢」です。

 

勉強中の姿勢が悪くなってしまうと、身体が曲がってしまい、視線が平行ではなくなります。そうなると、姿勢が悪い人の見えてる世界は曲がって見えてしまい、物事を正しく見ることが出来ません

masa
masa

実際に姿勢が悪いと、先ほど例として挙げたリンゴの形が曲がって見えたり、大きさや距離感も正しく認識出来なくなってしまうわけです。

つまり、物事への認識にズレが生じ、最終的には記憶の欠如や低下に繋がりやすくなるわけです。

 

②数字に弱くなってしまう

また、姿勢が悪くなり空間認知脳が働くなってしまうと「数字にも弱くなってしまう傾向」があります。

masa
masa

これは、数字を処理する場所と空間認知能はお互いに影響を及ぼしているからと言われています。

つまり、空間認知能が悪くなってしまうと同時に数字にも悪い影響が出てしまいます。

実際に姿勢が悪い子と姿勢が良い子に同じ数学のテストをしたところ、

姿勢が悪い子の方がテストの点数が取れなかったという研究結果が出ているくらいです。

masa
masa

算数や数学といった科目が苦手なら、まずは普段の姿勢に気を付けて勉強しておきたいところですね。

③話が支離滅裂になりやすい(読書が苦手になりやすい)

実は、話の起承転結や読書をすることにも空間認知能は関係しています。

たとえば、自分の話をする時には、最終的に何を伝えたいのかを考えて話しますし、読書をしている時は、筆者の置かれた立場を想像し、考え、判断してイメージを膨らませます。

このような行動を起こすまでには、

空間認知能の一部である「考える」「覚える」「想像する」「判断する」といった行為を実行しています。

 

しかし、空間認知能が働かないとなると、

「考える」「想像する」といった人間にとって基本的な行動がうまく働かず、

話がめちゃくちゃになったり、本を正しく読むことができなくなったりしやすいです。

④集中力が低下してしまう

姿勢が悪いとさらに悪影響は、集中力が低下してしまうことです。

なぜなら、姿勢が悪くなることで身体中に回っている血流の流れが悪くなってしまい、脳の働きが低下するからです。

脳が活発になっている時は、血流がよく、脳に酸素が行き届いている状態です。

しかし、姿勢を少しでも崩してしまうと、血流が途端に悪くなると同時に、脳に届く酸素の量が減ってしまいます。

そうなると、脳の働きは少しずつ低下してしまうんですね。

スタディ君
スタディ君

姿勢が悪いのは見た目の問題かと思っていたけど、実は脳にもかなり悪い影響があったんだね!

masa
masa

そうですね!なので、勉強することも大事ですが、これからは姿勢をしっかりと正して勉学に臨んでいただけたらと思います。

姿勢を正しくする対策法

姿勢が悪いと起こる4つの悪影響について理解してもらったところで、

では、具体的にどのようにすれば姿勢を正しくできるのかを解説していきたいと思います。

対策①真上に立ち上がる意識を持とう!

姿勢が悪いというのは、身体の軸がズレている状態です。

このズレを少しでもまっすぐにするために、

まずは、「真上に立ち上がろう!」という考えを持ちましょう。

実際、猫背になった状態では真上に立ち上がれませんから、必ず背中は真っすぐになりますし、

足を組んでいれば立ち上がることができませんから、座り直しますよね。

スタディ君
スタディ君

真上に立ち上がる意識か…。今日から意識してみようかな!

masa
masa

今からでもできる方法なので、姿勢が悪いなと感じたら、「真上に立ち上がる」意識をもって、改善していきましょう!

対策②肩の力を抜こう!

緊張状態が続いてしまうと、両肩が上がり姿勢が悪い状態になってしまいます

まずは、肩の力を抜きましょう。リラックスして脱力します。

masa
masa

リラックスした状態が取れないときは、深呼吸するのもおすすめです。鼻から息を吸い込んで、口から息を吐きだす。この一連の流れをするだけで、肩の力は抜けやすいですね。

今回のまとめ

最後に、勉強中の「姿勢が悪いこと」の悪影響とその対策法についてまとめておきます。

  • 姿勢が悪いと空間認知能が悪くなってしまう
  • 空間認知能が下がることで、物覚えが悪くなったり数字に弱くなってしまう
  • 姿勢を良くするために、身体の軸をまっすぐにして、肩の力を抜くことがポイント!

姿勢が悪いだけで、勉強に支障なんか出ないと思った方には意外だったかもしれません。

ただ、今からでも姿勢を正すことができれば、脳の働きを十分に活かせます。

スタディ君
スタディ君

親や先生から姿勢を厳しく言われるのも納得しました!今からちょっとでも悪いなと感じたら、直していきたいと思います!

masa
masa

ぜひベストな勉強ができるために、姿勢を正しくしてみてくださいね。

他にも勉強法に関しての記事を書いていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。