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勉強で暗記を苦手だと思い込むのは勘違い!?その原因・理由とは?

脳の使い方
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私は暗記が苦手だから、物事を全然覚えることができずに、勉強ができない。この前したところなのに、今やってみると、すっかり忘れてしまっている。

実際、暗記に苦手意識を持っていれば、上の例のように、考えてしまいがちですよね。

私自身も最初はそのように思っていたし、前に解いたことがある問題を忘れて、試験で解けなかったことは何度もありました。

確かに、暗記したのに忘れてしまうことは、よくあることです。

だけど、今回は、暗記が苦手だと思い込んでいること自体が勘違いだという原因・理由についてお話します。苦手だからできないと思っている方は、ちょっと参考にしてみて、暗記ができるように行動していきましょう!

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暗記を苦手だと勘違いする原因・理由

暗記を苦手だと勘違いする3つの原因・理由について、以下でお話します。

①一回しか暗記をやっていないから

一度解いた問題はずっと解ける、暗記したことは二度と忘れないと信じ込んでしまっているケースですね。

だけど、冷静に考えてみてください。一度暗記したことをずっと覚えていることって本当にできると思いますか?

確かに、一部の天才は一度やっただけで暗記できるでしょう。しかし、そんなことはあくまで一部であって、実際そんなに天才は居ません。

もちろん、今これを書いている私も天才ではありません。いたって普通の人間です。

ということは、普通の人間は何をすべきか考えるとおのずと答えは見つかります。

それは、何度も何度も繰り返しやることが、一番だということです。

普通の人間は、同じ問題を繰り返し解くことで、知識を得て、問題のパターンをつかみ、そして最終的に問題が解けるようになります。

そんな一回だけ解いただけで、もう解けると勘違いしてはいけないし、すぐに結果を求めてはいけないってことですね。

暗記とは関係ないかもしれませんが、メジャーリーグで活躍するイチロー選手や、海外のサッカーチームで活躍する本田圭佑選手を見ていると、彼らがたくさんの繰り返し練習をやっです。

彼らもまた、何度も何度も素振りやシュート練習をすることで、自分の理想となる形を身体全体に叩き込み、それを本番で実演しています。

そんなすごい人たちでも、何回も繰り返しやっているのですから、たったの一回やっただけで、暗記が苦手だと言ってしまうのはちょっと早すぎませんか?

厳しいことを言ったかもしれませんが、繰り返し暗記すれば、必ずできますから。

②周りの人を優秀に感じているから

暗記が苦手だと感じる理由の2つ目として、周りの人と比較して苦手だと感じていることです。

まず、あなたの友だちや知り合いの中に、いつも勉強において優秀な成績を取っている人が居ませんか?もしくは居ませんでしたか?

実は、その人の優秀さに、あなたが自分はまだまだだと劣等感を感じてしまっているため、暗記が苦手だと感じているんです。

特に、「勉強なんかほとんどしなくても点数は取れる」「ちょっと勉強したら成績が上がる」なんて言う人がいたら、言っていることをそのまま受け取ってはいけません。

そのように発言する人っていうのは実は、陰で一生懸命に努力をしているんです。一度、具体的にどれだけやっているのか聞いてみると、暗記することに、かなりの努力をやっているんですね。

こうやって、陰で努力している人の暗記は、繰り返し行う回数が圧倒的に多いんです。そりゃあ、何度も何度もやっている訳ですから、暗記がうまくいって当然だし、優秀なのは当たり前ですよね。

だから、優秀=暗記ができると思わず、優秀な人は何度も何度も繰り返していることを知っておいてくださいね。もし、気になるなら一度聞いてみるといいですよ。

③忘れることを恐れているから

暗記が苦手だと感じる3つ目の理由は、忘れることを極端に恐れていることです。

せっかく時間をかけてやったのに、忘れてしまったとなると、次はそうならないように、一生懸命忘れないようにと努力をします。

だけど、忘れることってそんなに悪いことなのでしょうか?

実際人間の脳っていうのは、寝ている時に脳の中の情報を整理整頓することで、覚えたり、忘れたりを繰り返しています。というより、そもそも人間は暗記がそこまで得意とは言えません。

なぜなら、脳が覚えることって結構あいまいだからなんです。では、なぜあいまいなのか?あいまいじゃなかったら、暗記が上手くいくかもしれないのに、って思われるかもしれません。

そこで、あいまいさが必要だと裏付ける実験があります。

例えば、以下のような人が居るとしましょう。

Ⓐ完璧に暗記できる人
Ⓑ普通の人

一見、Ⓐの人が優秀だと感じるかもしれませんが、これで、ある実験をすると、Ⓑの人が分かるんですね。

ということで、その実験として、こちらの二枚の写真をご覧ください。

上の写真の人物を見て、分かると思いますが、この2枚の人物は同一人物だということが分かります。

しかし、Ⓐの人はどう感じると思いますか?

帽子をかぶっているし、服装も違うし、色々と特徴が変わってしまっているため、「あれ?違う人かな?」って感じてしまい、この写真の人が同一人物だと分からないんですね。

これって日常生活ではかなり大変ですよね。

となると、脳が忘れやすくてあいまいなのは、生活の中で、人を覚えるのもそうだし、実は色々なところで、かなり役に立っているってことなんです。

だから、その脳の働きに反して、忘れることを極端に恐れてしまっては、それこそ脳がきちんと働きません。

しっかりと脳の特徴(忘れることは当たり前)を知ったうえで、繰り返し暗記をやれば良いだけだと考えましょう。

とにかく繰り返し暗記を行おう

 

私から提言するのは、とにかく繰り返し暗記するなり、復習するなり、やっていきましょう。

ずっと言ってきたように、脳は忘れやすい性質を持っているし、すごい人や優秀な人は繰り返し暗記をやっています。

一度覚えたから、もうずっと覚えていると考えず、何度も見直していくことで確実に暗記は上手になっていきます。

暗記は才能ではありません。技術なんです。

その技術力をしっかりと築き上げていき、勉強を上手くやっていきましょう。

本日のまとめ

今回は、暗記が苦手だと思い込むのは勘違いだ!というその3つの原因と理由についてお伝えしました。

  • 一度暗記したものを、ずっと覚えていると思っているから
  • 周りと比較してしまい、自分は暗記が苦手なんだと感じているから
  • 忘れることを極端に恐れているから

以上の3つの理由に一つでも当てはまった方は、少し考え直してみてください。

そうすると、気持ちが楽になるし、ずっと苦手だと感じていたものが、実は脳の構造上、仕方がないことなんだと感じることができるはずです。

あまり、苦手だと自分を責めず、何度も繰り返し暗記をやって、知識をつけていきましょう。

それでは、これで。最後までご覧いただきありがとうございました。