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【あり?それともなし?】スマホで勉強するメリット&デメリットまとめ

勉強の習慣化
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スマホで勉強と言うと、

  • しっかりと集中して取り組めるのか?
  • 勉強そっちのけでついつい別のことに集中するんじゃないか?

と、嫌なイメージが先行しがちです。

もちろん、上で挙げた例のように、スマホでの勉強にはデメリットがありますが、それと同時にメリットもいくつかあります。

そこで今回は、「スマホで勉強するのはあり?それともなし?」という題目のもと、スマホでの勉強のメリットとデメリットを見ていきます。

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スマホで勉強するデメリット

まずは、スマホで勉強するデメリットについて見ていきましょう。大きく分けてデメリットは以下の通り。

  1. 誘惑や邪魔が多い
  2. 目が疲れてくる
  3. 文字を書く機会が少なくなる

①誘惑や邪魔が多い

携帯電話としての役割を担うスマホは、当然ながら、他の人から電話やLINEなどの連絡が入ってきます。

そのため、もし、勉強の最中に連絡がくると、その連絡内容が気になってしまい、集中が途切れやすくなります。

集中が一旦途切れてしまうと、そこから再度集中を戻すのは大変な作業です。

カリフォルニア大学の研究によると、一度集中が切れて、再度同じ集中力に戻すには、およそ23分もの時間がかかることが分かっています。

ですので、スマホで勉強する時は、LINEなどの通知は全てオフにし、着信音も全てマナーモードにしてから勉強に取り組むのがベストです。

正直なところ、緊急の連絡などはめったにないですし、相手の連絡には勉強が終わってからすぐに返事するほうが、無理をせずに良好な関係が築きやすいでしょう。

②目が疲れやすくなる

長時間スマホを眺めていると、スマホ本体から出ている光(ブルーライト)によって目が疲れやすくなります。

ブルーライトとは、その名の通り、青色の光のことを指します。青色は、波長が短いために、光のエネルギーが高く、目への負担がかかりやすくなります。

また、スマホで勉強する際に心配な点が睡眠前です。

杏林大学医学部の古賀教授によると、夜遅い時間までスマホを眺めていれば、ブルーライトによって脳が覚醒状態になってしまい、眠りにくくなることが分かっています。

最近ではそのような光の量を減らすべく、「ブルーライト防止」として画面の明るさが調整されていますが、やはり睡眠前のスマホは避けておくのが良いでしょう。

最終的にまとめると、スマホで勉強する際は、以下のことを守っておくのがベターです。

  • 適度な休憩を入れる
  • 休憩中に目薬などを差したりして目を休める
  • 就寝の1時間前にはスマホを見ず、紙を使っての勉強に切り替える

③文字を書く機会が減る(漢字が書けないことも…)

スマホで文字を入力する際、予測変換などを駆使すれば、漢字を書く必要が全くありません。

しかし、学生で実際にテストを受けるとなると、出てくるのは筆記の試験です。

特に、漢字を書いたり英語のスペルを書いたりといった問題が出題されたら、それらの問題を解けない可能性が高まります。

実際、2011年の文化庁の調査より、スマホやパソコンなどの情報機器を触ることで、漢字を書なくなった人が増えていることが分かっています。※調査対象者は、全国の16歳以上約2,000人から。

スマホの勉強に慣れすぎると、実生活はもちろん、筆記の試験で自分の実力が発揮できなくなってしまうので、あくまでスマホの勉強はサブとして、メインは紙での勉強を行うのが良いでしょう。

スマホで勉強するメリット

では、次にスマホで勉強するメリットについて説明します。メリットは以下の通りです。

  1. いつでもどこでも勉強ができる
  2. 音声を使った勉強できる
  3. 動きのある授業動画を見れる
  4. 勉強の記録が残る
  5. 新しい情報がすぐに手に入る

①いつでもどこでも勉強ができる

まず、一つ目のメリットは、スマホさえあれば、いつでもどこでも勉強ができる点です。

わざわざ塾や予備校、英会話などの教室に通わずとも、思い立ったらすぐに勉強に取り掛かれるのは、かなり大きなメリットと言えます。

まあ、極論を言ってしまえば、海外に居てもスマホを持っていれば勉強できますよね。

また、「思い立ったが吉日」といったことわざにもあるように、勉強をやりたい時に取り掛かる方が、後々やってて良かった思えることが非常に多いものです。

教室までの移動時間が面倒だったり、いつでもすぐに勉強がしたいと思っていたりするなら、スマホでの勉強は得策でしょう。

②音声を使った勉強ができる

今のスマホには、スピーカーやイヤホンジャックが付いているのが当たり前なので、音声を使った学習ができます。

(iPhoneだとイヤホンジャックが付いていない機種がありますが、付属品のイヤホンもしくは無線イヤホンで聴くことが可能です。)

たとえば、英語の音声データをスマホに入れたり、インターネットを通じてYouTubeで英語を学んだりできます。

最近では、英語や数学といった科目を取り扱うユーチューバーも増えてきており、手軽に学べて面白いと評判になっています。

スタディ先生
スタディ先生

ちなみに、管理人のおすすめのユーチューバーは以下の通りですので、ぜひ参考にしてみてください!

  • 予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」
  • バイリンガール英会話|Bilingirl Chika
  • 文学YouTuberベル
  • サマー先生と英会話!【プライムイングリッシュ】

③動きのある授業動画を見れる

スマホで勉強する3つ目のメリットは、動きのある授業動画が見れることです。

参考書などの解説を見てもよく分からない、理路整然とした説明を聞いて理解したい時、やはり動画を通じて講師の授業を受けるのが最善です。

最近では、これらの授業動画をスマホやパソコンで見る機会も増えており、自宅でも予備校なみの勉強ができる時代になっています。

特に、CMで話題のスタディサプリやライブ授業で人気のアオイゼミといったアプリが人気になっています。

ちなみに、先ほど紹介したYouTubeでの英語講座には、以下の動画のように、人気の発音講座である「サマー先生の英語発音講座」があります。

このような高品質な授業が無料で提供されているので、コスト面で非常に効率が良くなっていると言えるでしょう。

④勉強の記録が残りやすい

紙の勉強だと、わざわざ自分で記録を残す必要がありますが、スマホだと自動で記録してくれることが多いので、手間がかかりません。

たとえば、YouTubeで英語の勉強をした時は、再生履歴が残っており、どこまで話を進めたかがすぐに分かるようになっています。

めんどくさがりの人には、ピッタリの機能ですね。

⑤分からない情報はすぐに手に入る

今の時代、分からないことはインターネットを使えば、すぐに分かる時代です。

もちろん、インターネットにつながっているスマホで勉強していれば、分からない情報はすぐに手に入ります。

たとえば、Googleなどの検索窓に、「アシスタント 意味」「Learner 意味」と入力すれば、すぐに答えを教えてくれますよね。

無理に辞書などを買わずとも、インターネットを通じればすぐに情報は手に入るので、その点で言えば、スマホはいつでも調べられて非常に効率的と言えるでしょう。

スマホでの勉強はありか?なしか?

最後に、スマホでの勉強はありか?なしか?でいうと、間違いなく「あり」と言えます。

確かに、誘惑や邪魔が多く、眺めすぎて目が疲れやすいのは事実ですが、使い方を間違わなければ、それらのデメリットはすぐに解決できるものばかりです。

IT化が進んでいる世の中で、わざわざ時代に逆行する必要はなく、使えるものは使って、自分自身の学習能力を高めていくのが効率的と言えます。

最後に、管理人自身がスマホで勉強できるおすすめアプリを3つ紹介していますので、ぜひダウンロードして使ってみてくださいね!

スマホで勉強できるおすすめアプリ3選

ここで紹介するアプリは、中学生~高校生あたりを対象に紹介します。

英語物語

「英語物語」とは、英語の問題を解きながらストーリーを進めていくRPGゲームです。ゲームを起動すると、以下のような感じで始まります。

ユーザーは、各エリアにいるボスを倒していくことが目標となります。そしてその敵を倒す手段としては、英語の問題を解くこと。

人気ゲームアプリの「パズドラ」と似た戦闘システムをとっており、敵は以下の画像のように、かわいいキャラクターが登場します。

英語物語の問題は、中学生向けの英語から高校、社会人(TOEIC)まで幅広く取り扱っています。

上の画像でいうと、「副詞他」「形容詞」「TOEIC 動詞」「TOEIC 動詞」の4つから、ユーザーが好きなものを選んで問題を解きます。

たとえば、「TOEIC 動詞」選択すると、「~を処理する」がどの単語に適しているかを答えます。

このように、英語をゲーム感覚で解くので、楽しく英語を学べると人気の学習アプリとなっています。

管理人である私自身も、ついついハマって問題に熱中していました。メインの勉強教材というより、ちょっとした空き時間にといったサブの扱いで十分でしょう。

数学公式集

中学、高校で習う数学の公式が網羅されているアプリで、利用料は無料です。

使い方も簡単で、アプリを開けば、まず中学生と高校生で習う教科ごとに分かれています。

中学の「数と式」をタップすると、さらに単元で公式が分かれています。

ここから「加法の交換法則」をタップすると、以下のように、公式が現れます。

高校生の「数Ⅰ」だと、以下のように基本的な式の展開公式が載っています。

数学の公式を復習する際には、非常に便利なアプリと言えます。

スタディサプリ

スタディサプリは有料ですが、月額980円さえ払えば、数学、英語、国語、社会、科学の5教科全ての授業が見放題になります。

全国の中学校や高校でも導入している所が増えてきており、今後、さらに利用者が増えていく学習サービスと言えます。

そんなスタディサプリでは以下の動画に示すような、授業を行っています。

以上のように、英語の「a」と「the」の考え方を身振り手振りで分かりやすく説明しています。

スタディサプリの詳しい説明は、

「良い口コミや評判で溢れているスタディサプリ。教材として何が評価されているの?効果はどれほど?」

の記事でまとめていますので、ぜひ参考にどうぞ。