テストが近いのに、勉強に集中できなかったり、資格を取ろうと思っているのになぜか勉強が手に付かない時など、どうしても勉強に集中できない時がありますよね。
勉強をやろうという気持ちはあるのに、どうしても集中力がない時はありますよね。
そんな方へ、今すぐに集中力を高めるための方法についてご紹介したいと思います。
勉強に集中するためには「没頭」が必要
勉強に集中するためには、没頭が必ず必要となります。没頭とは、以下のような意味があります。
没頭とは、一つの事に熱中して他を顧みないこと
goo 辞書より引用
このような意味を持つ「没頭」で重要なのは、他を顧みない(かえりみない)こと。つまり、他の事は何も考えずにその物事だけしか見えていない状態のことです。
実は、勉強の集中ではこの他を顧みないということがかなり重要となってくるのです。
集中できていない時というのは、やはり勉強以外のことを考えがちになり、どうしても勉強に熱中できていません。
そんな今回は、没頭することで、勉強に集中するための4つのコツを紹介します。
勉強に集中するための4つのコツ
勉強に集中するために、以下の4つのコツを説明していきます。
- 勉強を始める時刻を決める
- 勉強量を決める
- 制限時間を決める
- あれこれ考えずに勉強しよう
勉強を始める時刻を決める!
まずは勉強の開始時刻を決めましょう。
もし開始時刻を決めていないとなると、いつ始めても構わない状態となるので、ダラダラと過ごしてしまいます。
こうなると、ただただ時間を浪費してしまい、後からかなり後悔してしまいますよね。
また、私たちの生活においては、仕事の始業時間や授業の開始時間など、決められた時間帯に合わせて行動をとっていますよね。
ですので、勉強に関してもそのような行動の取り方をすることで、勉強へとスムーズに行動がとりやすくなります。
勉強量を決めよう!
次のコツは、勉強量を決めることです。勉強量を決めていれば、その日の目標が定まりやすく、モチベーションが高まりやすくなります。
例えば、勉強量を決める例としては、
- 数学の問題集1ページ
- 英単語30個の暗記
- 古文・漢文の問題を解く
- 参考書を1ページ読む
以上のような感じで決めてみましょう。
ただし、ここで注意すべきは、勉強量が多すぎたり、少なすぎたりすることです。
勉強量が多すぎると、勉強を始める前から「多すぎるなぁ」と気持ちが滅入ってしまいます。
逆に勉強量が少なすぎると「余裕」を持ちすぎてしまい、結局のところ何もできない可能性すらあります。
そのため、勉強量は多すぎず少なすぎずの量を設定しましょう。
ちなみに、自分にとっての適切な勉強量が分からない場合は、自分が少ないかもなと思う勉強量に対して少しだけ量を足してみましょう。
おおよそその量があなたにとってのちょうど良い勉強量になります。
【最重要】制限時間を決めよう!
この項目が一番最重要となります。
なぜなら、制限時間を決めていないと、いつまでもダラダラと勉強をやってしまいがちになり、集中が続きにくくなるからです。
本来ならすぐに終わるはずの勉強が終わらなかったりもするので、また今度にしようと後回しにしてしまいます。
そのため、そんなダラダラとする時間を短縮し、なおかつ集中力を一気に上げるためには、時間制限を設けるのが一番です。
- 数学の問題集1ページを30分で解く
- 英単語30個の暗記を30分で行う
- 古文・漢文の問題を20分で1つ解く
先ほど決めた勉強量に対して、自分がこれくらいの時間でできそう!という時間制限を設けてみましょう!
こうやって時間を決めて勉強をすると、制限時間以内に終わらせよう!と頑張るので、脳がいつも以上に働いて集中力が増します。
たとえ、時間以内に終わらせることができなかったとしても、決めた時間で終わらせましょう。終わっていない勉強は、ちょっとした休憩の後に終わらせましょう。
私たちの時間は無限ではありませんから、この有限な時間を上手に使いこなして集中し、勉強をやっていく必要があります。
あれこれ考えずとにかく勉強しよう!
ここまで、勉強量と勉強時間を決めました。
そして最後は、何も考えずに、とにかく勉強しましょう!そうすると、自然と集中は増していきます。
ここで勉強以外に、机の上が汚いと気になったり、どのシャープペンを使って勉強しようかな?など、勉強前に考えてしまうと、勉強することが億劫になってしまいます。
その理由は、行動する前から決めることが多すぎて、脳が面倒だと思ってしまうからなんですね。行動する前は、決めることはシンプルに決めて、勉強しましょう。
この方法を使っている例として、試験の時って、試験の量や制限時間が決まっているだけで、あとはとにかく問題を解くだけですよね。
そんな状況になるだけで、試験を終わらせようと凄い集中して問題を解き終わらせようと頑張ります。
これを普段の勉強に活かすだけでいいんです。
本日のまとめ
今回は、勉強に集中するための方法として、以下の4ステップを踏むことをお伝えしました。
- 勉強の時間帯を決める
- 勉強量を決める
- 制限時間を設けよう
- 量と時間を決めたら、とにかくすぐに勉強しよう
以上の4ステップを踏むことで、勉強の集中は格段に上がりますので、ぜひ実践してみてください。
たったのこれだけで本当に?と疑問を持つ方でも、一度だけでも実践してもらえればと思います。
最後まで御覧頂きありがとうございました。