テスト前日になると、どうしてもソワソワして焦っていたり、前日から暗記して覚える量を増やしてしまいがちです。
しかし焦っても仕方ないし、前日に徹夜で勉強をやってもあんまり意味がないんですよね。
あまり眠っていないと、頭はボーッとして集中なんかできませんし、張り切りすぎると疲れてしまって、これまたテストに集中できません。
今回は、そんな事態を防ぐためにも、テスト前日の良い過ごし方をご紹介したいと思います。
睡眠時間、食べ物、勉強法を順番に紹介していくので、差をつけたい方は、この記事を読んでぜひ実践してみましょう!
睡眠時間は7時間前後を目安に取ろう!
まずは、前日に徹夜なんかせず、しっかりと寝ましょう。実際、睡眠時間を削って勉強したところで、テストで力を発揮することはできません。
脳の仕組み上、人間は寝ている時に、その日に取り入れた情報を整理しますから、睡眠時間を削ってしまうと、その整理時間がほとんどなくなります。
ということは、頭の中の情報がぐちゃぐちゃに混ざってしまっているため、テスト中に頭から知識を引っ張り出すことが難しいんです。
しかも、睡眠時間が少ないと、頭がボーっとしますので、テストの集中力も保てません。
ですので、テスト前日は確実に7時間前後の睡眠時間を取りましょう!
ただし、睡眠時間には個人差があるので注意!
元気に過ごすための睡眠時間には、以下のような分類がされます。
- ロングスリーパー:10時間前後の睡眠時間
- ミドルスリーパー:7時間~8時間の睡眠時間
- ショートスリーパー:4時間前後の睡眠時間
一般的に、全人口の約8割以上がミドルスリーパーに当てはまりますので、ほとんどの人は7時間ほどの睡眠で十分です。
ですが、ロングスリーパーやショートスリーパーの人は、睡眠時間が違いますから、自分に合った睡眠時間を取りましょう!
テスト前日は、確認程度の勉強にしよう!
テスト前日から新しい知識を入れてしまうと、それだけで頭が疲れてしまいますし、今まで勉強した内容を忘れてしまう可能性もあります。
しかも、テスト前日に入れた知識は、小手先だけの知識になりがちなので、応用問題に対応ができないです。
ですので、前日には、今まで勉強した問題を解くことが出来るのか?その内容をしっかりと理解しているか?など、知識の確認と少しでも穴があったら、それを補う勉強を行いましょう!
問題が解けなくても焦らないシミュレーションをしよう!
テスト中に問題が分からなくなって、頭が真っ白になってしまった。分からない問題が続いて集中が切れてしまった。
テスト中にこのようなことが起こることは十分にあり得ます。
確かにテストの前に自信を持つことは重要ですが、やはり問題を解けないリスクを背負ってテストには臨むべきです。
いくら勉強していても、100点を取ることは難しいですし、ある程度、問題を解けなくても焦らずに丁寧に解く気持ちがあれば、平常心でテストに向き合うことが出来ます。
テストの前日、勉強の休憩中などの合間にでも、分からない問題に直面しても焦らないという気持ちを持ちましょう。
集中力持続のために|血糖値が緩やかに変化する食べ物を採ろう!
まず、人の集中には、脳の動力源である「ブドウ糖」が影響しています。このブドウ糖が摂取されることで、血糖値が上昇し、脳にエネルギーが溜まります。
そうなることで、集中力や思考力が高まっていき、脳のパフォーマンスが上昇します。
ただし、時間が経つことで、血糖値が下がっていくので、脳にエネルギーが伝わらず、集中力が途切れてしまいます。
ここで重要なのが、血糖値の変化の様子です。血糖値が一気に上がると、時間が経つにつれ、その分血糖値が一気に下がりますから、集中力が長く続きません。
しかし一方で、血糖値が徐々に上がる場合だと、時間経過後、血糖値が緩やかに落ちていきますので、集中力はその分長くなります。
ですので、テストの前日やテスト前の朝食には、血糖値を穏やかに変化させる食べ物を採って、集中してテストに臨みましょう!
ちなみに、血糖値が緩やかに変化する食べ物は以下の通りです。
穀物・パン・麺類 | ・玄米 ・ライ麦パン ・パスタ |
野菜 | ・キャベツ ・もやし ・ほうれん草 |
果物 | ・りんご ・アボカド ・オレンジ |
お肉類 | ・牛肉 ・豚肉 |
乳製品 | ・チーズ ・牛乳 |
豆 | ・納豆 ・豆腐 |
魚類 | ・まぐろ ・イカ ・ししゃも |
まとめ
今回は、テスト前日の過ごし方として、睡眠時間や勉強法、食べ物を中心に説明しました。
- 睡眠時間はおおよそ7時間以上取ろう!ただし、ロングスリーパーやショートスリーパーの人は睡眠時間の見直しを!
- テスト前日は、今までやった勉強内容の確認だけにとどめておこう!
- 血糖値が穏やかに変化する食べ物を採ろう!
テスト前日の良い過ごし方で、差をつけ、自分の最高のパフォーマンスが出せるように、しっかりと管理していきましょう。
最後までご覧頂きありがとうございました。